2014年4月1日火曜日

観測装置の名前

こんにちは。観測装置担当の松尾です。
昨日、京都もついに桜の開花宣言がありました。
皆様の地域はいかがですか?
 ここで小ネタをひとつ。
ちなみに、昨日は327日ですが、桜の咲く(39)の3x9=27で桜の日だそうです。
(う〜ん、少し無理矢理ですね)

今日は研究から少し離れたお話を提供します。
私たちが作っている観測装置についに名前がつきました。
その名も「Second-generation Exoplanet Imaging with Coronagrahic Adaptive optics」です。日本語訳すると、第二世代太陽系外惑星撮像です。
 では、第一世代はあるのか?と聞かれると、すばる望遠鏡で2009年からスタートして5年目を迎えた惑星探査プロジェクトがそれにあたります。
海王星軌道(30AU)の惑星が発見され、世界中のメディアに取り上げられ話題になりました。
 私たちは、第一世代の観測装置の経験を活かして、観測装置の性能を大きく引き上げて、地球軌道(1AU)の惑星の発見を目指します。

そもそも観測装置に名前をつける理由は、名前を簡略化して呼べることや親しみを持たせることにあります。
後者の代表的な例がすばる望遠鏡です。すばる望遠鏡は愛称が一般公募されて決まりました。今では愛称ではなく、正式名称として使われています。すばる望遠鏡の計画・建設段階での名前は、すばる望遠鏡ではなく、大型光学赤外線望遠鏡(Japan National Large Telescope: JNLT)でした。JNLT4文字に簡略化されますね。

私たちのグループでも京大岡山3.8m望遠鏡の惑星探査装置と毎回呼ぶのは大変なので、
英語で第2世代太陽系外惑星撮像という意味を込めて、その英語の頭文字で呼ぶことにしました。
 その頭文字は「SEICA (せいか)」です。
なぜ、呼び名を「せいか」にしたか?と聞かれると、「私の長女の名前 !?」だからです。

補足しておくと、私は決して推薦していません・・・。


最近のはやりのファッション?です





0 件のコメント:

コメントを投稿